ライフステージ

カップルのためのカロリー管理

二人で食事記録を活用し、今の食習慣を見える化しながら、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス、主食・主菜・副菜をそろえた食事、野菜や食物繊維の確保、無理なく続けられる身体活動を整えていくためのガイドです。

GAYA Editorial Team出典
カップルのためのカロリー管理

よくある悩み

  • 同じ食事をしていても、必要エネルギー量や1日の目安量が同じとは限らず、量の調整に迷いやすい。1,3
  • 今の食習慣の課題が見えにくく、何から見直せばよいか分かりにくい。2,4
  • 食事量だけを減らそうとして、主食・主菜・副菜のバランスが崩れやすい。2,3,4
  • 食事の見直しに意識が集中し、身体活動や座りっぱなしの改善まで手が回りにくい。1,7,8

🎯 重要な考慮事項

  • 必要エネルギー量は、基礎代謝量と身体活動レベルによって変わる。1
  • 1日の食事量の目安は、性別・年齢・身体活動レベルなどによって異なる。3
  • 体重管理が必要かどうかや目標とするBMIの考え方は、年齢などによって異なる。2
  • できない日があっても、複数日で調整できるように柔軟に考えることが大切。2

二人で始める食習慣の見直し:無理なく続けるための考え方

体重管理では、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを改善することが基本です。必要エネルギー量は基礎代謝量と身体活動レベルで変わるため、二人で取り組む場合も、まったく同じ目安で考えないことが大切です。1 まずは、今の食事や生活リズムを振り返り、自分たちにとって見直したい点を把握しましょう。2,4 また、体重だけに意識を向けすぎず、主食・主菜・副菜をそろえた食事、適正体重の維持、そして日常生活の中で身体を動かすことを一緒に整えていく視点が役立ちます。極端な食事制限は長続きしにくく、心身への負担にもつながるため、無理なく続けられる方法を選ぶことが重要です。1,2,4

💡 プロのコツ

  • まずは『何を減らすか』だけでなく、今の食習慣を振り返る。2,4
  • 体重だけでなく、食事内容や生活の質も見直す。2,4
  • 極端な制限ではなく、続けやすい具体的な工夫を選ぶ。1,2
  • 食事と運動はセットで考える。1,3,7

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食事記録の第一歩:成功のための準備

まずは各自の身長と体重からBMIの目安を確認し、身体活動レベルを踏まえて1日に必要なエネルギー量の目安を把握します。1 そのうえで、食事記録をつけると、いつ、どんなときに、どのようなものを食べたかが見え、課題や改善点を可視化しやすくなります。2 はじめから完璧を目指すより、まずは現在の食事を記録して現状を知ることが実践的です。その後に、『ご飯は1膳まで』『間食は1日1回まで』のような具体的な目標を決めると取り組みやすくなります。2 食事の振り返りには、計画、実践、評価、改善の流れで見直す考え方も役立ちます。4

💡 プロのコツ

  • それぞれのBMIや身体活動レベルを確認する。1
  • まずは食事記録で今の食習慣を見える化する。2
  • 目標は『控える』ではなく、具体的に決める。2
  • 分量は食事バランスガイドのSVを目安にする。3

カロリーの先へ:二人のための食事バランスの整え方

カロリーだけでなく、何をどれだけ食べるかも大切です。食事バランスガイドでは、主食・副菜・主菜・牛乳・乳製品・果物の5つの料理区分で1日の目安が示されています。目安量は性別、年齢、身体活動レベルなどで変わるため、同じ食事でも一人ひとりの量は同じでなくてかまいません。3 共有の食事では、主食・主菜・副菜をそろえたうえで、各自が量を調整しやすい形にすると続けやすくなります。野菜は1日350gが目標で、1食に野菜料理を1皿以上、1日5〜6皿分を意識すると不足を補いやすくなります。5 さらに、麦ごはん、全粒小麦パン、豆類、いも類、野菜、果物などを取り入れると、食物繊維を増やしやすくなります。6

💡 プロのコツ

  • 1日の目安量は、主食・副菜・主菜のバランスで確認する。3,4
  • 共有の食事でも、各自に合う量へ調整する。3
  • 野菜料理を1日5〜6皿分の目安で取り入れる。5
  • 穀類や豆類、野菜、果物で食物繊維を増やす。6

困難を乗り越える:カロリー管理を継続させるコツ

体重管理では、できない日があっても落ち込まず、複数日で調整する柔軟さが大切です。菓子やアルコールなどの嗜好品、間食、食事の時間の乱れは、気づかないうちに摂取エネルギーが増える一因になりやすいため、記録で振り返りながら無理なく整えていきましょう。1,2,3 また、体重を減らしたいときでも、特定の食品を抜いたり、食事量を極端に減らしたりする方法は勧められません。主食・主菜・副菜をそろえた食事を基本に、食材の選び方や調理法を工夫し、必要に応じて量を調整するほうが続けやすい方法です。2,3 食べすぎた日があっても、その1日だけで判断せず、前後を含めて全体で整える意識が役立ちます。2

💡 プロのコツ

  • できない日があっても、複数日で調整する。2
  • 極端な制限ではなく、具体的で続けやすい工夫を選ぶ。1,2
  • 菓子やアルコールなどの量にも注意する。1,3
  • 食事時間や欠食の有無も振り返る。1,4

共に進化する:長期的なウェルネスのためのアドバイス

長く続けるには、食事記録や日々の食事内容を定期的に振り返り、課題を見つけて改善する流れが役立ちます。食生活指針では、食生活を振り返って見直す考え方が示されており、記録はそのチェックに向いた方法です。2,4 体重や食事内容だけでなく、身体活動量もあわせて見直すと、生活全体を整えやすくなります。1,7 身体活動では、今より少しでも多く動くことが基本です。成人では、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分以上、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが勧められています。7 さらに、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないようにし、30分ごとに少しでも身体を動かす工夫も役立ちます。7,8 慢性疾患がある場合は、無理のない強度から始め、必要に応じて医師などに相談しながら進めます。8

💡 プロのコツ

  • 食事記録を定期的に見直し、改善点を確認する。2,4
  • まずは今より少しでも多く身体を動かす。7
  • 歩行60分/日と筋力トレーニング週2〜3日を目安にする。7
  • 座りっぱなしを減らし、こまめに立つ。7,8

アクションチェックリスト

各自のBMIと身体活動レベルを確認し、必要エネルギー量の目安を把握する。1
essential
まず食事記録をつけて、食べ方の傾向と改善点を見える化する。2
essential
極端な制限ではなく、主食・主菜・副菜をそろえた食事を基本にする。2,3,4
essential
1日の目安量を食事バランスガイドで確認する。3
recommended
野菜を1日350g、野菜料理5〜6皿分を目安にする。5
recommended
麦ごはんや豆類、野菜、果物などで食物繊維を増やす。6
recommended
今より少しでも多く動き、歩行60分/日を意識する。7
recommended
座りっぱなしを避け、こまめに身体を動かす。7,8
optional

避けるべきよくある間違い

体重管理が本当に必要か確かめず、すぐに厳しいダイエットを始めること。1,2
特定の食品を抜いたり、食事量を極端に減らしたりすること。1,2
『減らす』だけの曖昧な目標で終わり、具体策を決めないこと。2
野菜を増やしても、調味料の使いすぎで食塩が多くなること。5
できない日があると、すべて失敗だと考えてやめてしまうこと。2
座りっぱなしが長く、活動量が増えないこと。7,8

よくある質問

パートナーと必要カロリーが大きく違う場合はどうすればいいですか?+
必要エネルギー量は、基礎代謝量と身体活動レベルで変わります。まずは各自の目安を把握し、共有の食事では同じ料理でも量を調整しましょう。1,3 1日の目安量は食事バランスガイドで確認できます。3
外食やテイクアウトを一緒に楽しむ時の記録はどうすればいいですか?+
外食やテイクアウトの日も、主食・主菜・副菜のバランスと量を意識し、食事記録であとから振り返る方法が役立ちます。2,3 その日だけで判断せず、できない日は複数日で調整する考え方が続けやすいです。2
片方のモチベーションが低い時、どうやって二人で継続できますか?+
最初から厳しい制限をかけるより、まずは食事記録で現状を見える化し、具体的で小さな目標から始めると取り組みやすくなります。2 体重だけでなく、食事内容や生活の質を見直す視点も役立ちます。2,4
記録中も『チートミール』やデートの楽しみはあってもいいですか?+
楽しみのある食事がある日も、極端に我慢しすぎず、前後を含めて複数日で調整しながら続けることが大切です。1,2 一度うまくいかない日があっても、無理なく再開するほうが長続きします。2
食の好みが違う(ベジタリアンと肉食など)場合はどうすればいいですか?+
好みが違っても、主食・主菜・副菜をそろえる基本は共通です。3,4 同じ食卓でも、各自が必要量に合わせて量や組み合わせを調整すると続けやすくなります。1,3
妊活中ですが、カロリー管理は影響しますか?+
体重コントロールは、まず自分にとって本当に必要かを確認し、自己判断で極端な食事制限をしないことが大切です。1,2 基本は、主食・主菜・副菜をそろえたバランスのよい食事です。2,4 妊娠や授乳に関わる時期には、その時期に応じた食生活の考え方も参考になります。4

出典

  1. 肥満と健康 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
  2. 肥満・メタボリックシンドローム予防のための食事 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
  3. 食事バランスガイド — 厚生労働省 e-ヘルスネット
  4. 食生活指針 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
  5. 野菜、食べていますか? — 厚生労働省 e-ヘルスネット
  6. 食物繊維の必要性と健康 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
  7. 成人を対象にした身体活動指針 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
  8. 身体活動と生活習慣病 — 厚生労働省 e-ヘルスネット

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